私はテレビ受像機を持っていません。パソコンにもテレビ・チューナーは搭載されていません。いまではニュースや映画・ドラマ等の多くはインターネットのストリーム配信でいつでも好きなときに観ることができるのでテレビを所有する必要性をあまり感じないのです。以前はOCNのフレッツ・スクウェアやPayOnプラザをよく利用していましたが、最近ではUSENグループの完全無料動画配信サービスのGyao(現在既に登録者数が400万人を突破したそうです)やブロードバンドコンテンツ専用ポータルサイトのShowTimeなどをよく利用しています。
とはいえ、テレビでしか観られない番組やどうしてもその時に観たい番組もありますが、それだって私が使っているラジオ受信機ではテレビの音声を聴くことができるのでそれで十分なのです。それにラジオだとテレビと違って、番組を聴きながら様々なことを並行して行えるので私の生活スタイルには合っているのです。さらに頻繁に利用するのはインターネットラジオです。様々な国のニュースや音楽を直接インターネット経由でリアルタイムで聴けるので本当に便利です。
上記のGyaoやShowTime等で最もよく観るのは韓国ドラマです。いままで観たドラマで主なものを挙げると「冬のソナタ」「天国の階段]「美しき日々」「イブのすべて」「酒の国」「トマト」「秋の童話」「サラン」等がありますが、なんといっても韓国ドラマでは「恋愛もの」特に「悲恋もの」が素晴らしいですね。その中でも「冬のソナタ」「天国の階段]「美しき日々」「秋の童話」は圧巻でした。「天国の階段」や「秋の童話」などは涙なくしてはとても観ることはできません。これらのドラマを観た時に、それまで私が最も好きだったハリウッド映画「ドクトル・ジバゴ」やイタリア・旧ソ連合作映画「ひまわり」に勝るとも劣らない感動を覚えました。
多くの韓国ドラマの中で、窮屈な儒教倫理と恋愛至上主義的な生き方との葛藤が描かれています。このように、多くの韓国ドラマを通して伝わってくるのは、韓国社会でも伝統的な儒教的価値観は徐々に崩壊しつつあるのではないか、ということです。あと、気付かされるのは、ドラマの中で音楽が実に効果的に使われているということです。その中で流れていたいくつかのメロディーはいまでも時々私の頭の中で突然流れ出すことがあります。
ところで、一部の韓国ドラマ批判に「内容がどれもワンパターンの甘ったるいメロドラマばかり」というのがあります。確かにそういった面があるのかもしれませんが、たとえワンパターンであっても、人々の心に感動を与えることができるのであればそれでいいのではないでしょうか。この世には男と女しかいないのですよ。それ以上いったいドラマに何を求めるというのでしょう。人間にとって男女の恋愛を超える価値なんて他にあるのでしょうか。
2005年11月17日
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